人は昔から光を使って物の性質を調べてきました。光を研究することは火を使ってものを観察したり、星や月の動きから時間や季節を調べてきた人類の歴史そのものと言えるかもしれません。 石原研究室では光が物質にどの様に吸収されたり反射されるのか?、どの様に工夫すればより効率的に物質を光らせることができるのか?、光を使って物質の性質を変えたり動かしたりできるのか?、といった研究をしています。 物質を小さくしていくと同じ材質なのに性質が変わることが最近の研究で分かってきました。その様な物の大きさをナノスケール、小さい物質をナノ物質と言います。ナノという言葉はナノテクノロジーとして知っている方も多いと思います。これは地球の直径を1メートルに見立てると、1ナノメートルはビー玉の直径程度になる大きさです。
石原研究室のキーワードはこの「光」と「ナノ物質」です。石原研究室では、このような小さなサイズの物質と光が織りなす新しい物理現象を探索して未来の光エレクトロニクスやマテリアルデザインへの道を拓きます。
大学生の皆さんは「研究室って何かよく知らないな」「近くにあるんだろうけど何があるんだ?」「先生は授業で見かけるけども・・・」というイメージではないでしょうか。もし授業や勉強中に光の性質が面白いなと思ったら是非、E210を訪ねてたくさん質問してみて下さい。きっともっと面白い世界があなたを待っています!研究室の日常生活や先輩である大学院生たちの研究の様子はこちらをどうぞ!
高校生・中学生の皆さんにとって、大学って近寄り難い場所に思うかもしれません。でも私たちは皆さんがオープンキャンパスなどで大学に来てもらえるととても嬉しいのです。そしてこんなことが研究で分かったんだよ!とちょっと自慢できたらもっと嬉しいのです。もしこのホームページをご覧になられて、「大阪大学のイベントがあったら行ってみたい」と感じてもらえたら嬉しいです。その時にはなんでも聞いてみて下さい!研究内容はこちらもご覧ください。ちなみに大阪大学への行き方と石原研究室への連絡先はこちらです。
石原教授は2025年3月末退職予定のため、現在、当研究室では大学院生を募集していません。